別名卵胞ホルモン。
黄体ホルモンと呼ばれ主に女性の卵巣で作られるプロゲステロンと、このエストロゲンとで、女性の月経周期をコントロール。
妊娠・出産に備えて子宮の状態を整えているのですが、更年期になると、共に分泌が少なくなってきます。
乳腺に影響して、乳房を大きくさせたり、月経・妊娠・出産といった性的な働きを調整したりする以外にも、脂肪の吸収量をコントロールしたり、血液を凝固させたり、インスリン分泌をコントロールしたりと、その働きは多角的で、まだ、全容が解明されてはいないのですが、急激な減少が更年期障害の原因であることは、確かなようです。
大豆イソフラボンには、エストロゲンと良く似た働きがありますので、フェイト・ホルモン(植物性ホルモン)として、更年期の症状の軽減が期待できます。
ところで、一番最初にお話ししたとおり、女性ホルモンは、コレステロールを原材料として作られていますので、過度なダイエットで、油脂分をまったく摂取しない、などの食生活は、ホルモンバランスを崩すことになります。
早々と更年期障害になりたいのでなければ、くれぐれも、バランス良い食事を。